第4章の後半では『ラ・クンパルシータ』をめぐる歴史にページを割いています。一般的にタンゴと言われて、いちばんに思い浮かべられるアノ曲です。 タンゴの中のタンゴといわれ、世界のポピュラー音楽の中でも、いちばん多種類のレコー Read More …
参加者:ケペルさん、田中、四辻 ■CAMPFIREなど支援状況について 想像以上の反響。賛同してくれる方が気持ちで500円の支援や、タンゴ愛好者さん達が電子書籍の予約のつもりで、3,000円の支援をしてくれるということは Read More …
以下、あとがきより。 ポピュラー音楽は、どんな人にもこころよく、したがって売上と消費量ではかられる商業音楽と似ていても、本質的には異なったものだと思います。タンゴは商品価値もありますが本当のポピュラー音楽です。世界じゅ Read More …
本書第4章、歌のタンゴの花咲く時代を飾った女性歌手たちの紹介を続けます。 アダ・ファルコン。大いなる魅力を持ちながら、短い期間活躍した後は、修道院に入ってしまいました。 声はシモーネより艶っぽく、ガルデルの「演技」よりも Read More …
引き続き、本書第4章、「歌のタンゴ」が盛んだった頃の女性歌手たちを紹介。 著者・高場氏が、「タンゴのいちばん官能的な女性(歌手)」と評しているのが、メルセデス・シモーネです。 プロの歌手というのは高い声が出せることが必須 Read More …
引き続き第4章、歌のタンゴ華やかな時代を飾った女性歌手たち。 ロシータ・キロガは、タンゴ発祥の地でありイタリア移民の港に近い街、ボカ地区の生まれ。 可愛い唱法だったが、レコードの売れるアーチストになってからは、下町ことば Read More …
本書第4章では、1920〜30年代の歌手たちをとりあげています。歌のタンゴの花咲く、この時代を飾った女性歌手たちについてもページを割いています。 ご紹介するのは、アスセナ・マイサニ。アスセナは野百合の意、ずいぶんと綺麗な Read More …
上下巻、すべてのページのスキャンがやっと終わりました。テキスト入力作業を分担するためのスキャンです。 現物の本が中南米音楽社に資料として保管してあったものしかなかったので、最近の「自炊」のように背表紙を裁断して一気にスキ Read More …
配信テストを兼ねて、もう一本更新。 次に紹介する歌手はアグスティン・マガルディ。やはり第4章から。以下、本書よりの引用です。 マガルディはテノールの朗々たる声だったから、クージョ地方のスタイルにはぴったりだった。<中略 Read More …
第4章ではイグナシオ・コルシーニという歌手が取り上げられています。以下、本書より引用。 ガルデルの時代に、ブエノスアイレスでいちばん人気のあった歌手は、おそらくイグナシオ・コルシーニである。 コルシーニの歌うスタイルは Read More …