また、話は横道に。
今週末、8月11日(土)から、日本映画『「わたし」の人生(みち) 我が命のタンゴ』が公開されるそうです。
認知症を抱える父とその娘がアルゼンチンタンゴを通じて家族の絆を再確認していく姿を、秋吉久美子と橋爪功の主演で描くドラマ。
ということで、タンゴという音楽が、ある世代の日本人にとっては本当に青春の音楽であり、現在も深い心の関わりを持って接しられていることが解ります。年配のタンゴファンの方たちには大きな敬意を表さずにおられません。
映画では、アルゼンチンから広まったタンゴを認知症の緩和法として取り入れる”タンゴセラピー”についても描かれているようです。現役医師でもある監督のインタビューなどを読むと、治療というよりは、「介護者、被介護者がともに状況を受け入れて、音楽の中では自由になり、笑顔になる」というのがテーマのように思えます。音楽ができることというのはそういうことなのだろうと私も思います。
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